口腔ケア

当院では、口腔ケアグッズコーナーを設置しています。

院長セレクトのケアグッズを取り揃えています。

歯の汚れを取るグッズ 歯ブラシ
 タフトブラシ
歯間ブラシ
 ストレートタイプ
 L字型
ラバー製歯間ブラシ
デンタルフロス
 ホルダータイプ
 カット済みタイプ
 ロールタイプ
デンタルピック
口の汚れを取るグッズ
※口の中の汚れを掻き出します。介助用品です。
ガーゼ
口腔用綿棒
スポンジブラシ
クルリーナブラシ(商品名)
ディスポーザブル・グローブ
ガーグル・ベースン
口腔環境を整えるグッズ 歯磨剤
フッ化物ジェル
デンタルリンス(洗口液)
口の健康向上に用いる食品 特保ガム
ラクトフェリン
乳酸菌食品
舌の清掃に用いるグッズ 舌ブラシ、舌クリーナー
舌清掃用ジェル
口腔清掃具や口腔内装置を保管するグッズ 歯ブラシスタンド
義歯保管ケース
リテーナーケース等
義歯等、口腔内装置のケアに用いるグッズ 義歯ブラシ
義歯洗浄剤
義歯用歯磨剤
超音波洗浄機
口腔機能向上や育成に用いるグッズ 哺乳瓶
口腔内保湿剤・湿潤剤
義歯安定剤
トレーニンググッズ
歯科関係のアクセサリー  

 

歯の汚れをとるグッズ

歯ブラシ

歯ブラシ(Tooth Brush)

 歯ブラシは、歯を刷掃(ブラッシング)するための道具です。現在、使用されているものの原型は明治時代に日本で西洋歯ブラシとして導入され普及したものです。

 使用する人、目的によって様々な工夫が施された製品が販売されています。

主な目的は食物残渣や歯垢(プラーク)の除去です。歯茎のマッサージなどに使用される場合があります。

手で動かす従来の歯ブラシの他、電動でヘッドが動く電動歯ブラシがあります。

例)乳幼児の訓練用 小児用 仕上げ磨き用 むし歯予防用 歯周病用 外科手術後用 インプラント用 高齢者用 など

その他 特殊な形状の歯ブラシ

電動歯ブラシ

電動でヘッドが動く歯ブラシです。製品により様々な動き方をするものがありますが、通常3種類に分けます。

1)音波振動歯ブラシ

2)超音波振動歯ブラシ

3)音波、超音波歯ブラシ以外の電動歯ブラシ

歯ブラシの交換時期

 

歯ブラシの交換はどのくらいの間隔で行うとよいのでしょうか?

一般には1か月毎に交換すると良いとされ、毎月8日はー般社団法人 日本記念日協会により「歯ブラシ交換デーとして定められています。
歯ブラシ交換をしないデメリット
1)雑菌の繁殖 :菌か繁殖します。
2)清掃効果の低下 :毛先が開くと、汚れが取れにくくなります。先の開いた竹ほうきのようなものです。
3)歯や歯肉へのダメージ :毛先が開らき、変形した毛先は歯や歯茎を傷つけます。

歯ブラシの持ち方

 歯ブラシの持ち方には、ペングリップ(鉛筆持ち)とパームグリップがあります。

 1)ペングリップ

  鉛筆を持つように親指、人差し指、中指の三本の指でハンドルを持ちます。持っていきたい部位に持っていきやすく、ブラッシング圧のコントロールもできます。

 例)歯周病予防を目的としたブラッシング、最後方臼歯の遠心などピンポイントをねらったブラッシング、介護者が要介護者に対して行うブラッシング など 

 2)パームグリップ

  手のひらでハンドルを握るように持ちます。持ちやすい反面、力加減が難しく歯や歯肉を傷つける恐れがあります。

 例)電動歯ブラシを用いたブラッシング、幼少期のブラッシン グなど

歯ブラシの選び方 毛 

 現在販売されている歯ブラシの毛はナイロン製です。

 一方で、わずかですが動物の毛を用いたものもあります。

 ・ブタ ・ウマ ・タヌキ ・ヤギ など

 ナイロン製が普及した理由は、毛先の加工が可能なこと、細菌の繁殖が動物毛よりも少ないこと、

品質が均一であることなどがあります。動物毛を使用する場合には、歯磨き後の管理が重要です。

歯ブラシの管理

 口の中に入れた歯ブラシには口の中の細菌が付着し、湿っているため、細菌の増殖が起こります。

 細菌の増殖を抑えるためには歯ブラシの管理が必要です。

 1)使用後はよく水洗して汚れ(食物残渣や歯磨剤など)をとる

 2)水気をとり、風通しの良い乾燥できる環境で保管する

 3)この際、ヘッドを上にして、他の人の歯ブラシの毛先と触れないようにする

 4)使用時に水洗する

 ※浴室のように湿度の高い場所に歯ブラシを保管するとカビなどの繁殖も起こりえます。

 ※最近、水洗後 歯磨剤をつけて歯磨きをすると泡立ちがよすぎて磨く時間が短くなるため水洗をしない方がよいとの意見がでています。目に見えない細菌と天秤にかけて水洗するか決めてください。

 ※その他、紫外線による殺菌効果のある歯ブラシ保管庫の使用

  義歯洗浄剤のような洗浄剤による消毒、超音波洗浄機の使用が考えられます。

 ※煮沸消毒は歯ブラシの変形を招くので行ってはいけません。

歯ブラシの持ち運び時にヘッドにつけるキャップがありますが、通気性が悪いと細菌の繁殖を招きます。

お湯はかけちゃだめ!

毛先の広がった歯ブラシを65度以上のお湯につけると元に戻るという話をしばしば耳にします。歯ブラシの毛は一般的にナイロン製であることが多く、熱で変形するのです。では、実際もとに戻るかというと、戻りません。歯ブラシはコマーシャルでも 毛先が球、毛先が細いなど毛先が重要です。熱を加えた毛先は変形してしまいます。使用するとかえって歯や歯肉を傷つける原因となります。

電動歯ブラシ

歯間ブラシ

歯間ブラシ(Inter Dental Brush)

 歯間ブラシは、歯間部の清掃をするための道具です。歯間のサイズに合わせて使用する歯間ブラシを選びます。試験管ブラシのように、試験管と試験管ブラシのサイズが一致していると汚れはよく取れます。歯間より大きなサイズの歯間ブラシを使用すると歯と歯肉が傷つき、歯間が大きくことがあります。逆に小さなサイズの歯間ブラシを使用すると汚れが落ちません。

ストレート型(直型)とL字型(屈曲型)があり、前歯はストレート型が、奥歯はL字型が適しています。

最近、ブラシ部がラバー製の製品が発売されていますが、清掃効果は従来のもののほうが優れています。

デンタルフロス

デンタルフロス(Dental Floss)

 デンタルフロスは、歯間部の清掃をするための道具です。糸なので歯ブラシや歯間ブラシでは届かない歯と歯の接している部位の清掃や歯と歯肉の溝の清掃、ブリッジのポンティック(橋体、ダミー)の下の清掃などに用いられます。

 必要量の糸を切って使用するロール型(糸巻型)と糸がホルダーに張ってあるホルダー型、最初から必要な長さ切ってあるものがあります。

 ロール型には糸に水溶性ワックスがコーティングされているワックス型とされていないノンワックス型があります。

 ホルダー型には前歯での使用に向いているT型、臼歯での使用に向いているY型があります。

歯磨剤(歯磨き剤)

歯磨剤(Dental Paste)

 歯磨剤は、歯ブラシによる清掃を補助するものです。古くは粉末の磨き粉でしたが、使用しやすい剤型に改良され、ペーストあるいはジェル、液状のものが販売されています。

粘膜の汚れをとるグッズ

口腔清掃用スポンジ

 口腔清掃用スポンジは、ハンドルの先端部にスポンジがついたもので、口腔内の汚れを拭き取る(スワッビング)する道具です。スポンジブラシと言われますが、ブラッシングするものではありません。

義歯等、口腔内装置のケアに用いるグッズ

義歯洗浄剤

義歯用ブラシ

超音波洗浄機