歯と顎の成長2 0~1歳

 哺乳ビンの乳首は口の機能に影響を与えるため、噛んで飲むタイプを選びましょう。

 おしゃぶりも必要に応じて用意することになりますが、これも口の機能に良い影響をあたえる製品を選びましょう。

 生後5か月ごろから歯磨きトレーニング用の歯ブラシ(のどを突かない工夫のされたもので毛がゴム製のものなど)で口の中でブラッシングされることに慣れさせます。

 生後8か月ごろに下顎の乳中切歯が生え始め、次いで上顎の乳中切歯が生えてきます。

 引き続き、歯ブラシに慣れさせ、歯固めも兼ねて安全性の考慮されたトレーニング用歯ブラシを使用します。

 仕上げ磨きは痛がらないように柔らかめのベビー用仕上げ磨き歯ブラシやガーゼを用います。歯茎マッサージ用歯ブラシで親が磨いてあげるのもよいでしょう。

 フッ化物は100ppmほどのものを利用するとよいでしょう。


 親族からのスプーンなどを介しての虫歯菌の感染の可能性が知られています。口移しは避けましょう。


関連する項目

・上皮真珠  ・先天性歯  ・母子感染 ・歯固め など

2019年09月19日