こどもの歯(乳歯)の特徴
子どもの歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)と異なる特徴があります。
1)生え変わる
乳歯の下には永久歯がおり、生え変わりを待っています。
生え変わるからと言ってむし歯を放置すると、永久歯のむし歯や不正咬合を招きます。乳歯を大切にしましょう。

2)むし歯になりやすい<
エナメル質が薄く、脆いため容易くむし歯が進行します。歯髄腔も大きく髄角が発達しており歯髄の感染を生じやすい。
→予防歯科が重要です。
3)むし歯の痛みが出にくい
気づかないうちに歯髄が壊死している場合もあります。
4)色は青白色
象牙質、エナメル質ともに薄く、永久歯の色(黄白色)とは異なります。
5)削れやすい
永久歯より短期間に咬耗します。