睡眠学という新しい学際領域が今世紀になって日本学術会議により提言されました。睡眠学は睡眠医歯薬学、睡眠科学、睡眠社会学の3本柱からなる学問です。
睡眠時無呼吸症は新幹線の運転手の走行中の意思消失を期に、その存在が社会問題化した疾患です。夜、熟睡できないために日中睡魔に襲われ、その結果労働効率の低下や交通事故などの社会問題を引き起こします。日本には推定200万人の睡眠時無呼吸症候群の方がいるといわれています。
原因に関しては多くのものが考えられますが、閉塞性睡眠時無呼吸症候群では肥満や日本人特有の骨格のために気道が狭くなり、浅い睡眠となるために脳が十分に休まないために多くの問題を引き起こします。症状としては”いびき”として現れることが多いようです。
睡眠医学は神経内科や精神科、耳鼻咽喉科、歯科などの複数の領域にまたがる医学です。歯科では顎を前に引き出す装置を製作することにより気道を確保する治療を行います。
また、睡眠時無呼吸症候群の方は睡眠中に口で呼吸をする場合もみられ、口腔乾燥症や歯周病を併発している場合もあります。
Step1:診査・診断 : むし歯や歯周病の治療を先に行います
↓
Step2:印象/咬合採得:型取り、かみ合わせ取りをして上下のマウスピースの製作を行います
↓
Step3:装着 : 口腔内装置を実際に使用してもらいます
↓
Step4:調整 : 使い勝手を確認し、装着後の調整を行います
閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療に製作した口腔内装置の一例
*睡眠時無呼吸症候群に対する歯科治療(口腔内装置の製作)の保険適用には医師による睡眠時無呼吸症候群の診断が必要です。必要に応じて検査の依頼状を製作いたしますので、ご相談ください。
〒180-0022
東京都武蔵野市境1-5-3
TEL 0422-38-7657
むし歯(齲蝕症)、知覚過敏症、Tooth Wear(酸蝕・咬耗など)、歯の破折、歯内療法(歯髄炎・根尖病巣)、歯周病、口臭症、補綴処置(クラウン・ブリッジ・義歯・インプラント)、摂食嚥下障害、口腔乾燥症(ドライマウス)、口腔カンジダ症、歯ぎしり、骨隆起、スポーツ歯科、審美歯科、ホワイトニング、レントゲン、顎関節症、上下歯列接触癖、CRとインレー修復、小児歯科(乳歯晩期残存、萌出困難、先天性欠如歯など)、いびき症・睡眠時無呼吸症、矯正歯科、金属アレルギー(メタルフリー歯科治療)、レーザー治療、顎炎、親知らず、歯列不正、矯正歯科
虫歯の予防、子どもの予防歯科、妊婦歯科、口腔習癖(悪い癖)、入れ歯のケア、8020、誤嚥性肺炎、歯科検診、歯科疾患と全身疾患、お口の体操、口腔ケア用品、タバコ(喫煙)