あ | アリストテレス(Aristotel?s、紀元前384−紀元前322) 古代ギリシャの哲学者、科学者。万学の祖。プラトンの弟子。アレクサンドロス大王の家庭教師。『動物紀』には動物や人についての記載が多くみられる。 |
アングル(Edward Hartley Angle、1855-1930) 近代歯科矯正学の父。アングルの不正咬合の分類、エッジワイズ法で知られる。 |
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い | イブン・スィーナー(Avicenna、980-1037) イスラム文化圏のサーマーン朝(現イラン周辺)の医師、哲学者。当時のギリシャ・アラブ医学の集大成『医学典範』の執筆で知られる。医学典範はラテン語訳されカノンとしてヨーロッパ医学に多大な影響を与えた。 |
イーストレーキ(William Clark Eastlake、1834-1887) 日本近代歯科医学の父。イギリス系アメリカ人。1865年、横浜で歯科を開業。1873年、オハイオ歯科大学でDDSの学位取得。1881年再来日、横浜で開業。1887年死去。弟子に長谷川保兵衛らがいる。 ※青山墓地と神奈川県歯科保健センターに記念碑 |
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う | ウィリス(William Willis、1837-1894) アイルランド生まれの医師。幕末から明治初期に日本で活躍した。 1869年、イギリス外務省員の身分のまま、東京医学校(現東大医学部)教授に就任、大病院の指導にあたった。1870年に明治新政府はドイツ医学を採用したため、現場重視のイギリス医学のウィリスは職を辞し、イギリス外務省ももやめ、西郷隆盛・石神良策に招かれ鹿児島医学校(現鹿児島大学医学部)の校長、附属病院長に就任した。この間、高木兼實が学んでいる。1881年に帰国。 |
ウィルヒョウ(Rudolf Ludwig Karl Virchow、1821-1902) ドイツの医師、病理学者、生物学者、考古学者、政治家。 ・全ての細胞は他の細胞に由来する(レマークの説)→細胞病理学の父 ・白血病の発見 ・静脈血栓症Virchow's triad(血管の障害・血流のうっ滞・血液性状の変化) ・公衆衛生ためにベルリンにおける上下水道の整備に尽力 ・人類学、民俗学、考古学の発展に尽力 |
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アンドレアス・ヴェサリウス(Andreas Vesalius、1514-1564) ベルギー出身の医師、解剖学者。近代解剖学の父。著書『ファブリカ:De humani corporis fabrica(人体の構造)』で知られる。 |
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が | ガレノス(Galenus、129?-200?) ローマ帝国・ギリシャの医師。中世のイスラムやヨーロッパの医学に多大な影響を与えた。16世紀以降の医学の発展はガレノスの医学への疑問から始まったといえる。 |
こ | コッホ(Heinrich Hermann Robert Koch、1843-1910) ドイツの医師、細菌学者。近代細菌学の父。炭疽菌、結核菌、コレラ菌の発見者であり、細菌培養法の確立、コッホの三原則で知られる。弟子の多くが重要な研究を行っている。ノーベル生理学医学賞(1905年) |
し | シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold、1796‐1866) ドイツの医師、博物学者。鎖国中の日本にオランダ人と偽って長崎の出島に入り、1824年出島の外に鳴滝塾を開設、蘭学(西洋医学)の教育を行った。多くの塾生を出し、多くの影響を与えた。 |
シュライデン(Mattias Jakob Schleiden、1804-1881) 植物『細胞説』(1838年)で知られる。 |
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シュワン(Theodor Ambrose Hubert Schwann、 1810-1882) 組織学の父。動物の『細胞説』(1839年)、シュワン鞘、ペプシンの発見(1836年ブタの胃液から)で知られる。 |
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せ | ゼンメルワルツ(Ignaz Philipp Semmelweis、1818−1865) ハンガリー生まれのオーストリアの産科医。『院内感染予防の父』、『母親たちの救い主』と呼ばれる。カルキ(塩素水)による手洗いを提唱し、実践して産後の産褥熱による死亡率を低下させた。当時は相手にされなかったが、その理論はリスターに引き継がれた。 |
ち | チェーン( Ernst Boris Chain、1906-1979) ドイツ生まれのイギリスの科学者。ペニシリンの抽出、工場生産に成功した。ノーベル生理学医学賞(1945年) |
て | アンリ・デュナン(Jean Henri Dunant、1828‐1910) 赤十字社の創設者、赤十字の父。『人類はみな兄弟』で知られる。ノーベル平和賞(1901年) |
と | ドーマク(Gerhard Domagk、1895-1964) ドイツの医師、細菌学者、病理学者。世界初のサルファ剤系合成抗菌薬・赤色プロントジル(1935年)の開発で知られる。ノーベル生理学医学賞(1947年) |
な | ナイチンゲール(Florence Nightingale ) |
は | ハイデン |
ウィリアム・ハーベー(William Harvey、1578-1657) イギリスの医師、解剖学者。近代生理学の父と呼ばれることもある。イタリア・パドヴァ大学でファブリキウスに師事し解剖学の学位を取得し、イギリスで国王の侍医をした。1628年に血液循環説を発表した。また、すべては卵から発生するとする説を発表している。 |
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ルイ・パスツール(Louis Pasteur、1822-1895) フランスの細菌学者・生化学者。近代細菌学の父。自然発生説を否定(1861年)、発酵における微生物の役割の発見、クロール・ベルナールとともに低温殺菌法の発明(1862年)やワクチンによる予防接種(狂犬病ワクチンなど)で知られる。 |
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パッフ | |
パラケルスス(Paracelsus、1493-1541) 近代内科学の父。ガレノス学派を批判した。 |
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ハリス | |
パレ(Ambroise Pare、1510-1590) 近代外科学の父。フランス海軍軍医時代に銃創に対する治療法を焼灼療法から軟膏塗布療法に替え多くの患者を救った。1545年には『銃創治療法』を発表している。さらに1552年には血管結紮法を普及させ、『我は包帯するのみ、神が癒し給う』という語を残している。ガレノス学派に受け入れられ、その著作は『パレ全集』として外科学の発展をもたらした。歯科領域では口蓋塞栓子や抜歯鉗子の考案を行っている。 |
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ウィリアム・ハンター イギリスの解剖学者・博物学者・産科医。 |
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ジョン・ハンター(Jhon Hunter、1728-1793) イギリスの軍医。近代歯科医学の父。ウィリアム・ハンターの弟。『人の歯の博物学(1771年)』、『歯の疾病の実際論(1778年)』で知られる。私塾の門下生にエドワード・ジェンナーがいる。 |
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ま | マザー・テレサ(Mother Teresa、1910-1997) カソリックの修道女。本名、アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ。ノーベル平和賞(1979年) |
ひ | ヒポクラテス |
ふ | ピエール・フォシャール フランスの外科医。近代歯科医学の父。『歯科外科医』でしられる。 |
ロバート・フック(Robert Hooke、1635−1703) イギリスの科学者、博物学者、建築家。フックの法則、『顕微鏡図譜(Micrographia(1665年)』、生体の最小単位をCell(細胞)と名付けたことで知られる。 |
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ブラック(Greene Vardiman Black、1836-1915) アメリカの歯科医師。現代歯科医学の父(歯科保存学)。ノースウェスタン大学歯科治療学教授、歯学部長。ブラックの窩洞分類(1895年)で知られる。歯科医師教育に技工学Dental Technologyを取り入れ、技工実習を行った。 |
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ブラック(A・D・Black) G・V・ブラックの息子。ノースウェスタン大学歯科治療学教授、歯学部長。 |
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プルキンエ | |
ブローネマルク | |
フレミング(Alexander Fleming、1881−1955) イギリスの細菌学者。世界初の抗生物質ペニシリンの発見者としてしられる(1929発表)。ペニシリンの精製には至っていない。ノーベル生理学医学賞(1945年) |
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フローリー(Howard Walter Florey、1898-1968) オーストラリアの科学者。ペニシリンの抽出、工場生産に成功した。ノーベル生理学医学賞(1945年) |
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へ | ベーリング(Emil Adolf von Behring、1854-1917) ドイツの医師、細菌学者。ヨードホルムの殺菌性の発見やジフテリアの血清療法で知られる。1890年にジフテリアの血清療法に関する論文を北里柴三郎と共著で発表。ノーベル生理学医学賞(1901年) |
ま | マルピーギ |
み | ミュレル(Johannes Petrus Muller、 1801-1858) |
ミラー | |
ら | アル・ラージィー(Rhazes、865−925) イランの医師、哲学者、化学者。イスラム社会を代表する医師。エタノール(酒精)の発見、製造や硫酸の研究、小児科学、脳神経外科学、眼科学など多方面の著書を残している。 |
り | リスター(Joseph Lister、1827-1912) イギリスの外科医。フェノールによる消毒法で知られる。術後の創傷の化膿は細菌による汚染であるとする考えを提唱した。 |
れ | レーウィンフック(Antonie van Leeuwenhoek 、1632−1723) オランダの商人、科学者。顕微鏡により微生物(1674年)や精子(1677年)、赤血球が毛細血管を流れることを観察。微生物学の父。 |
レフラー(Friedrich August Johannes Loeffler、1852-1915) ドイツの医師、細菌学者。ジフテリア菌(1884年)、口蹄疫ウイルス(1898年)の発見者として知られる。留学時の緒方正規を指導。 |
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レントゲン(Wilhelm Conrad Rontgen、1845-1923) ドイツの物理学者。X線の発見者として知られる。ノーベル物理学賞(1901年) |
近代内科学の父 | パラケルスス | 1493-1541 |
近代外科学の父 | パレ | 1510-1590 |
近代解剖学の父 | アンドレアス・ヴェサリウス | 1514-1564 |
微生物学の父 | レーウィンフック | 1632−1723 |
近代歯科医学の父 | ジョン・ハンター | 1728-1793 |
細胞病理学の父 | ウィルヒョウ | 1821-1902 |
あ | あごなし地蔵 薬師如来と異なり、村々の祠でまつられた地蔵菩薩。いろいろな病気もなおしてくれました。仏像の治したい場所を撫でるとよいとする場合が多いので、歯痛止めにご利益のあるお地蔵さまは顎を撫でられ”あごなし”地蔵になっていきます。 |
アポロニア(Apollonia) アレキサンドリアの聖アポロニアは歯科医師の守護聖人。2月9日がローマカソリック教会が決めた聖アポロニアの日。 |
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アスクレーピオス(Aesculapius) ギリシャ神話の医神。蛇つかい座。医神アポロンの子。手にもつ蛇が巻き付いた杖は『アスクレーピオスの杖(蛇杖)』と呼ばれ、WHOをはじめ医学のシンボルとなっている。子にヒュギエイアらがいる。 ※ヘビは脱皮を繰り返し、成長することから生命の象徴となっている ※ヘビ二匹が巻き付いた杖は伝令・商業の神ヘルメスの『ケリュケイオンの杖』で、翼をつける場合もある ※ケリュケイオンの杖をmedical caduceusとして米国で用いているが、意匠的な要素が強いようである ※近年、ヘビ二匹に杖で医療シンボルとして用いていることもあるが、元来誤りである |
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え | エピオネ アスクレーピオスの妻。医術の女神。ヒュギエイア、アイグレ、パナケイア、イアソ、アケソの5柱の女神を生んでいます。 |
お | 大国主大神 出雲大社の主祭神。国造りの神。多くの神格をもつが、大穴牟遅神時代の稻羽之素菟の話から医療の神の側面を持つ。 |
か | 元三大師(良源、慈恵大師) 比叡山延暦寺中興の祖。第18代天台座主。厄除け大師として知られる。 |
し | 鍾馗 端午の節句の五月人形や鬼瓦などで知られる道教の神。 |
神農大帝 古代中国の三皇五帝の1人。農業、医薬の神。 |
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す | 少彦名 国造りの神。多くの神格を持つが、医薬、酒、温泉などの神である。 |
そ | 蘇民将来 |
て | ディアン・ケヒト ケルト神話の医神。 |
は | ヒュギエイア(Hygieia) ギリシャの医神アスクレーピオスの娘。婦人病、衛生と薬学の神。手にもつ蛇の巻き付いた杯(壺)は『ヒュギエイアの杯』と言われ、薬学のシンボルとなっている。 |
白山比盗_社 北陸・白山を信仰する白山信仰の神社が白山神社です。"はくさん”が”歯臭(はくさ)”=歯周病に通じることから一部の白山神社で歯痛止めの信仰が行われています。 また比淘蜷_が元来歯の神であったともいわれています。歯痛が収まったら萩の枝で作った箸を納める習慣があったようです。 |
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パナケイア(panacea) アスクレーピオスの娘。癒し、治癒を意味する。 |
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や | 薬師如来 医薬を司る仏。脇侍として日光菩薩、月光菩薩を従え薬師三尊とすることが多い。眷族として薬師十二神将がいます。薬師経では八大菩薩の中には薬壺を持った薬上菩薩、薬上菩薩の兄弟がいます。 |
る | ルカ(路加、Lukas) 福音書記者ルカは西方教会では医師、薬剤師、画家の守護聖人とされる。日本では聖路加国際病院の聖路加がこれにあたる。 |
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