おおざっぱに言うとお口の病気の中で、むし歯や歯周病に関する外科的処置(歯を削る、歯周病の外科手術など)を除く外科的処置を行う診療科目です。もちろん病気によっては内科的な処置も行いますが、現在では口腔内科という呼び方をすることもあります。
口腔外科領域の病気では、診療所で行うことと病院歯科で行うことに分けて考えます。医療連携が重要となります。当院では医療連携が必要な場合には、紹介状をお書きします。
『連携医療施設の例』
武蔵野赤十字病院
多摩総合医療センター
日本歯科大学多摩クリニック
日本歯科大学附属病院
東京医科歯科大学歯学部付属病院
東京医科歯科大学医学部付属病院
日本大学歯学部付属病院
東京歯科大学水道橋病院
杏林大学病院 など
口腔にできる悪性腫瘍には、口腔がん、悪性黒色腫、悪性リンパ腫などがあります。口腔がんは上皮性のものと非上皮性のものに分けらますが、大多数は扁平上皮からできる上皮性の癌腫です。
がんの前駆症状として白板症や紅板症など口腔粘膜疾患がありますので、異常を感じたら病院でみてもらいましょう。
炎症が歯周組織にとどまらず、顎骨まで波及したら顎炎です。歯周病や根尖病巣、親知らずが原因となる場合が多いです。炎症は組織の弱い部位に広がっていきます。抗生物質によりコントロールしておいて、原因を除去します。
親知らずとは、第3大臼歯のことです。智歯、8番ともいいます。人生50年時代には親がいなくなるころに生えてきたため親知らずと呼ばれています。また、知恵がつく年齢(思春期後半から20歳前半)に生えてくることが多いので智歯、知恵歯、wisdom toothとも言います。最初に生えてくる大人の臼歯(第一大臼歯)を生えてくる年齢から6歳臼歯、その奥に生えてくる第二大臼歯を12歳臼歯とも呼びます。
6歳臼歯、12歳臼歯は顎の成長期であるため生えるスペースがあるのですが、親知らずは顎の成長が落ち着いてから生えてくるため斜めに生えたり、手前の歯を押してきたりと様々な状態を呈します。また近年では顎のサイズがさらに小さな人も現れ、第二大臼歯で親知らずで起こるような問題が生じることもあります。
親知らずの症状
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